代表インタビュー
※インタビュー日 : 平成25年1月17日
スペシャリストが集まる強い司法書士集団でありたい
兵庫県内で第一号の司法書士法人ということですが法人化したのにはどのような理由があったのですか?
士業で法人組織というスタイルは数少ないと思うのですが・・
ご自身が考える「強い集団」とは具体的にはどのようなチームなのでしょう?
KOBE司法書士法人はご自身が目指す「強い集団」になりましたか?
「法律っておもしろい!」からはじまった司法書士人生
数ある職業のなかから、“司法書士”という仕事を選ばれたのはなぜ?
それが今も続いているということは天職だったんでしょうね。
この仕事をしていてよかったな、と思うのはどのようなときですか?
業界の底上げと司法書士の“新しい在り方”を考える時期
現在の司法書士業界の流れはどのような状態にあるのですか?
KOBE司法書士法人として新たに挑戦していきたいことはありますか?
それらも踏まえた今後の展開を教えてください
「最近、今後の展開として考えているのは“コンサルティング”です。
もちろん、従来の司法書士の仕事にプラスアルファで、という意味ですが。
今までこの仕事を通して培ってきた様々な知識やノウハウを活かして
例えば、法律をベースとした中小企業の事業承継のサポート、ですね。
今現在、私が知る限りではそういったサービスを提供している司法書士は
あまりいないので挑戦してみる価値はあるかもしれないな、と。
また、今後はそういった需要も増えていくのではないか、とも感じています。
それが、地域の活性化に繋がっていけば一石二鳥だし、すごく嬉しいですよね。
そういったことも含めて、世の中の変化や流れ、ニーズをしっかりと見極めながら
司法書士の新しい在り方、をこのKOBE司法書士法人から発信していきたいですね」
そこには、厳しい状況下の司法書士業界を活性化させたい、という想いも?
「そうですね。
昔から、業界そのものをリードしていきたい、という想いは強く持っています。
私自身、自分たちの事務所がうまくいっていればそれでいい、ではダメだと思っていて・・
この業界にお世話になっている、という意識があるからかもしれませんが
業界もそうですが 司法書士全体をよくしていきたい! という気持ちがすごく強い。
だからこそ、業界全体の底上げが絶対的に必要だと感じています。
司法書士業界そのものが動かないのであれば、自分自身が積極的に行動を起こしてでも
より人の役に立てるサービスや仕組みを考えていかなければいけないと思っています。
それによって司法書士業界に恩返しがしていけたらいいな、と。
私自身のキャリアも16年を超え、中堅と呼ばれる立場になってきたので
最近は自分の事務所のことだけでなく業界全体のことをよく考えるようになりましたね」
司法書士業界のひとつのモデルになれるように
では、最後に今後の目標を聞かせてください
「前に、誰かが『強くなければ優しくなれない』と言っていたのを聞いて
なるほどな、と感じるとともに、すごく共感しました。
私たちも現状に満足せず、それぞれがより一層スキルアップして
強いスペシャリスト集団として在り続けたいと思います。
そういった強固な地位を確立していくことで
頼ってくださる多くの方々に優しくなれるし
業界全体のことを考える余裕が持てると思うんです。
そして同じ司法書士の方から、KOBE司法書士法人のスタイルを目指したい、
と思ってもらえるモデルになれたらいいですね。
それが、業界や司法書士全体の底上げに繋がったり、
各々が“司法書士の新しい在り方”を考えていくひとつのきっかけになれば嬉しいです」
インタビュー日 : 平成25年1月17日